11日夜のテレビ朝日の特番です。
津波・ 原発の被災者の元に古館さんと長淵剛が行って現状を伝えるもので した。
番組の最後に岩手・大船渡市・三陸駅の線路で
長淵さんが「愛おしき死者たちよ」 を歌う場面で雨が一瞬やみました。
そして歌の後の古館さんの三陸駅舎からのエンディングトークです
(音声だけですが聞くことができます。ほんの数分です。聞いてください。
隣のアシスタントの小川さんも涙目になっていました。)
トークに出てくる牛の墓場というのは
浪江町の酪農家の方の50頭の薬殺された牛の墓場のことです。
古館さんと・長淵さんがその埋葬現場に入りますが
カメラは入らなかった。長淵さんが口頭で説明しました。
-----ここから古館さんセリフの書き下ろしです。-------------
小川さん、歌の間いったん雨が上がりましたね。
そしてまた、今降りだしました。
でも、冷たいこの夜風の中に何となく、 温かみを感じてしまうんですね、どうしてでしょう。
この番組を、 およそ2時間半にわたってお届けをしてまいりました。
いま、テレビをご覧のみなさま、
わたくしは二つの、この番組に対する事で後悔する事があります。
一つ目は、牧場の主の方になんとか無理を言ってでも、
あの「牛の墓場」を撮影して、皆様にお届けするべきだったと、 今考えています。
わたしたちは物を食らって生きています。
しかし、その生き物が育てられていく現場、
そしてその現場で、今、大変悲惨な事が起きていると、
それをテレビは避けずに、直視して、
みなさんに「見て下さい!」と、私は言う勇気を持つべきだと、 いま、後悔しています。
そして、二つ目の後悔は原発に関してです。
報道ステーションではスペシャル番組として、
去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。
「津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって、
そしてまた、今降りだしました。
でも、冷たいこの夜風の中に何となく、
この番組を、
いま、テレビをご覧のみなさま、
わたくしは二つの、この番組に対する事で後悔する事があります。
一つ目は、牧場の主の方になんとか無理を言ってでも、
あの「牛の墓場」を撮影して、皆様にお届けするべきだったと、
わたしたちは物を食らって生きています。
しかし、その生き物が育てられていく現場、
そしてその現場で、今、大変悲惨な事が起きていると、
それをテレビは避けずに、直視して、
みなさんに「見て下さい!」と、私は言う勇気を持つべきだと、
そして、二つ目の後悔は原発に関してです。
報道ステーションではスペシャル番組として、
去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。
「津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって、
という事を、その追求をしました。
今回、このスペシャル番組で、
「原子力ムラ」というムラが存在します。
都会は、こことは違って、まばゆいばかりの光があふれています。
そして、もう一つ考える事は、
地域で、おもな産業ではなかなか暮らすことが難しいという時に、
その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した。
そういう部分があったとも考えています。
その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのでしょうか。
わたしはそれを強く感じます。
そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方 々に申し訳が立ちません。
わたしは日々の報道ステーションの中で、 それを追及していきます。
もし圧力がかかって、番組が切られても、 わたしはそれはそれで本望です。
また、明日の夜9時54分に皆さまにお会いしたいです。
おやすみなさい。-------------------
地域で、おもな産業ではなかなか暮らすことが難しいという時に、
その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した。
そういう部分があったとも考えています。
その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのでしょうか。
わたしはそれを強く感じます。
そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方
わたしは日々の報道ステーションの中で、
もし圧力がかかって、番組が切られても、
また、明日の夜9時54分に皆さまにお会いしたいです。
おやすみなさい。-------------------
そして12日古館さんは番組に出ました。
いい番組の時には、 どんどん応援するのが一般人の私たちの役目だと思います。
他のキャスターたちも続いてくれるように、
番組が原子力ムラの圧力に負けないように。
報道ステーションの投稿サイトです ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/ opinion/index.html
番組が原子力ムラの圧力に負けないように。
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http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
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