こちらのブログで告知をしていました2/19(日)都内2ヶ所の福島避難者子ども健康相談会に参加され
茶話会のお手伝いもされた福島からの避難者の方から実行委員会宛にいただいたお手紙をこちらのブログで紹介させていただくことになりました。
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このたびは、福島に寄り添っていただきまして、 本当にありがとうございました。
たくさんの支援者の方々の暖かい思いを間近に感じ、 とっても心が充電されました。
また、同じ思いを分かち合える仲間と話ができ、 心が軽やかになりました。
お母さん方と話していて感じたことは、 みんな不安いっぱいで心が疲れているなということでした。
普段、慣れない環境で気を張って生活していますが、 同じ立場で同じ不安を話せる安堵感と不安で、 自然と涙をポロポロ流しながらの茶話会でした。
また、泣きながら話せる人はまだいいのかな?とも感じました。
話を聞くと本当に過酷な避難生活の中、 力が抜けないままの人もいたように思います。
次回がありましたら、 お母さんのメンタルケアのワークなどもあったらうれしく思います 。
先生とのお話では、 チェルノブイリは25年経っても帰れないという現実、 被爆量検査が有効でないこと、歴史的に広島・長崎・水俣・ 沖縄を考えると賠償を期待することが難しいことがわかり、 今後を考えると正直不安いっぱいですが、 自分でなんとか生活しなければいけないという方向性がはっきりし ました。
我が家がある福島市南部は避難区域の低い地域よりも格段に高い線 量で、 最新情報では放射線管理区域以上の年間推定積算量7msvと聞い ているので、もっと損害賠償されて当然という思いと、 日本の財政では無理という思いとで複雑です。
せめて、法のもと、住宅支援だけは長期で行ってほしい! そして期間を明示してほしい!
賠償も未だなく、経済的に苦しく、 住宅支援が終わる1年後の不安が大きい自主避難者の最低限の望み は、そこかと思います。
住宅支援期間が終了したら、 住宅ローンのある福島に帰らなければ、 生計が立てられない人がたくさんいます。
また、賃料が安い公営住宅の条件で持ち家がないこととあると、 条件を満たすために、 偽装であれ離婚をする人も出てくるかもしれません。
できることなら目も耳も塞ぎ、 帰って元通りの生活ができればどんなに楽かと思うことが多々あり ます。
でも、どんなにつらくても、親が現実をよく見て、 方向性を間違わないようにしないと子どもを守れないと強く感じて います。
福島は来年度から通常の授業になり、 校庭での体育や水泳もはじまる地域が多いと聞いています。
このまま、校庭と公園の除染、家の屋根と壁の除染だけで、 安全と信じさせられ、 木々や地面から舞い上がったたくさんのセシウム・ ストロンチウムなどを吸いながら生活することが国と県がいう安全 とは・・・残っている人が本当に心配です。
人前では笑顔でいても、一人になると、子どもの健康のこと・ 将来の生活の不安におそわれますが、不安な思いを共有すること、 ご支援をくださる方がいると感じることの繰り返しで心を充電させ て生きている自分に気づきました。
まだまだ長い戦いになると思いますが、 福島県だけではどうにもならないどころか、 間違った方向に進んでいってるように思いますので、 これからも幅広いご支援とご指導をお願いいたします。
みなさんのおかげで、参加者は皆、 本当に充実した時間を過ごせたと思います。
(勝手に)参加者を代表しまして・・・本当にありがとうございま した。
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