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2012年3月6日火曜日

イギリスへ自主避難された方から全国ネット事務局への手紙


初めまして。子供たちを放射能から守る全国ネットワークの皆様。

ただいま623.22 ポンド、78,488円をそちらに寄付させて頂きました。
わずかながらのお金ですが、
イギリスで多くの人たちと一緒にイベントをした寄付金でございます。


我が家一同子どもが小さいので3月12日に心を決め、
宮城県の丸森町より自主避難という大変な選択をいたしました。

家族4人、
イギリスに縁のある私のつてでイギリスに行く事を決め1年かけてやっとビザが降りた状態です。

イベントは7月に開催されましたが
どこに寄付をすればいいのか選択出来ず遅くなってしまいました。
是非日本の新しい命達、体、心のために使用して頂ければ嬉しいです。

そちらの活動、心よりお礼を申し上げます。

出て行く者としては無念としか言いようがありません。
併し、決めた以上第2の人生を子どものために過していこうと思います。

我々は土地を失いました。
自分名義の250坪の土地だけがあの元のままの場所で生き望んでいます。

これからも皆で生きていきましょう。

有り難うございました。


こちらのお手紙は了承を得て掲載しました。
やり取りしたメールの中に入っていた一文も紹介します・・・。

`今から被災者でなくて復興者になっぺ`
のようなお言葉を読みました。

私達も`あのせいで、、、`ではなくて`
あれがあったからこそ、、`といえる人生を子供たちに与えたいです。
併し経験としては忘れないように。。

なんて言葉でいうのは簡単ですけどね、心底はまだまだ無力感でいっぱいですから。

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