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2012年10月1日月曜日

福島のこどもたちの甲状腺検査発表における広河隆一さんの文章を紹介。


9月中旬に福島の子どもたちの甲状腺結果が発表され、今まで検査されてきた原発地域の子どもたちより遠くの福島市の子ども対象でしたのに、今回は6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.3%に甲状腺の異変が見つかりました。 これは、1回目の30%、2回目の35%に比べても、突出した数字です。 

 

 また、3万8千人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断されました。通常なら子どもの甲状腺ガンは百万人に1人と言われています。

 このニュースに胸を痛めておりましたら、

DAYSから視る日々いうブログのなかに、広河隆一さんが今回のこどもたちの症例の報に接して ということで文章を発表していることを知りました。


この文章は、冷静に鋭く綴られている真実の中に、広河さんの叫びを感じる内容でした。
いや、3.11以降、社会や政治に対する私の胸中での絡みまくった感情や思いを、
広河さんの言葉が代弁してくれてるように感じました。
きっとこのブログを見てくれるお母さんたちにも共感いただけるのではないかと思い紹介します。


ー以下抜粋ーー

本人もご家族もどんな思いで医師の宣告を受けたのだろうか、どれほどの不安と恐怖にさいなまれているのだろうか。せめて医師は患者の身になって告知したのだろうか。それとも事実は学者のデータ管理庫の中にあって、本人家族にはまだ告げていないのだろうか。

権威を振りかざす医師や医師会や自治体や政府が、「安全」を説くのが自分の役割だと考え、子どもが放射性ヨウ素で被曝するのを予防する仕事を放棄した。

ある医師は安定ヨウ素剤を大量に注文した。しかしそれは医師会にストップされた。これら医学界の犯罪は、メディアの犯罪調査とともにまだ手に付けられていない。

母親たちの懸念のほうが、医学者や政府や電力会社の判断よりも正しかったことが証明されている。

全文はこちら・・・最初の小児甲状腺がんの症例の報に接して(広河隆一より



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