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2012年7月3日火曜日

大飯原発再稼動への抗議デモについて(忙しいお母さんたちに見て、知ってほしいことまとめ。)

7月1日夜9時に再稼動のスイッチが入った大飯原発3号機は
7月2日の朝6時に「臨界に達した。」とニュースで流れました。


「臨界・・」事故後、インターネットや勉強会で何度目に、耳にした言葉でしょう。
この言葉に耳が拒絶反応を起こしています。
殺伐とした制御室の風景、胸が痛みます。


★欠陥だらけの大飯原発
原発へ行くのに橋が一本のみ。地震で崩れたらどうなるの?



★7月2日報道ステーションで流れた福島のお母さんの叫びの全容
1人でも多くの人に聞いていただきたい。

01.05(1分5秒後)から7分間。
http://www.ustream.tv/recorded/23679755

福島から来ています。福島県民はみんな連帯してます。
私達の命を被爆に脅かしている原子力産業にノーといっています。
政府も全電力会社は全国の再稼動を虎視眈々と狙ってる。
そんなことは福島県民が許さない!!
私たちは命を優先します。
福島は汚染され、これから何十年何百年とそこで生きていかなければならない、
このことを大飯の人に知っていただきたい。
子供や動物が24時間365日被爆を強要されています。
そのことにより健康被害も出てきています・・・・・(動画中では続く)
スピーチの途中では
機動隊の人々への思いも語られています。



★大飯での再稼動抗議デモに参加した若者のブログ(すごい反響です)。
大飯原発再稼動について 現場で起きていた本当のこと
http://blog.goo.ne.jp/suzuki_juju/e/50e69beb6749d32bb760f2f21af30ba0





★ドイツで報道された抗議の様子
http://www.tagesschau.de/multimedia/video/video1139890.html



★NHKが海外に向けて配信した映像
http://www3.nhk.or.jp/daily/english/20120701_13.html


★福島を忘れない。


その夜遅く、私は兄と二人だけになって、放射能汚染について話し合った。その時兄が言ったことは、私にはとてもショックだった。それは原発の近くに住むある酪農家の話だった。私は翌日、念のためにいろいろな雑誌を読みながら、彼の事件を詳しく調べた。その事件は次のような内容だった。
                      
 福島原発の近くの小さな村に、ある酪農家がフィリピン人の妻、二人の息子といっしょに平和に暮らしていました。彼は四十頭の乳牛を飼いながら、妻と二人で毎日一生懸命に働き、二人の息子にも恵まれたので、家族みんなで幸福に暮らしていました。ただ子供達がまだ小さかったので、その生活費を何とか稼ぎだそうと思い、借金をしながらも、新しい作業場を建て、酪農の事業を拡大しました。さらに小学校に入学する息子のために新しいランドセルを買って、四月にある入学式を楽しみにしていました。
 しかし三月十一日に起きた巨大津波が原因で、福島原発が突然爆発しました。原発から漏れ出たセシウムは、毎日毎日雨風に流され、村や田畑や森林を静かに汚染して行きました。その汚染は目で見ることもできず、耳で聞くこともできず、鼻で嗅ぐこともできません。そして彼が毎朝刈り取っている牧草の上にも、セシウムの雨風が付着しました。その刈り取られた牧草は、何も知らない牛たちに与えられたので、牛達のミルクには基準値以上のセシウムが含まれたのです。彼は仕方なくそのミルクを毎日毎日捨てました。
 放射能汚染が大人よりも子供たちに危険だと知ったので、その酪農家は妻と息子を、フィリピンへ避難させました。村の子供達もみんなどこかに避難し、結局彼は息子の入学式を見ることができませんでした。でも彼は家族の生活費を稼ぐために村に残り、また酪農の仕事を一生懸命に続けました。それでもミルクに含まれるセシウムは、思うようには減らず、ついに酪農をあきらめ、自分も家族といっしょに暮らすために、フィリッピンへ出発したのです。しかしフィリッピンに行っても、彼は英語もタガログ語も話せなかったので、仕事を見つけることはできませんでした。そして五月になると、彼だけが一人日本へ戻ってきたのです。でももう牛達も家族も村にはいませんでした。彼は根っこを失くした一本の木でした。

 「原発さえなけば」
 と黒板に書き残し
 新しい作業小屋で亡くなられた
 福島の酪農家
 享年54歳




【必見】
7月2日(月)モーニングバードにて約9分報道された再稼動抗議デモについて






★女性に限らず、命を守り育む・・この母性に共鳴できる人々が次の時代を切り開くと
信じています。











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