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2013年4月5日金曜日

ママレボ編集部からママレボ4号が発刊されました!

ママレボ編集部からママレボ4号が発刊されました!

ママレボの新しいHPもできましたので、こちらからどうぞ!http://momsrevo.jimdo.com/

●特集:子どもの被ばく、どんな検査でわかる?
 ~検査難民にならないために、知っておきたい検査の知識~

●この人に聞く:平川秀幸さん(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)「科学」は万能か?~「科学」だけでは解決できない社会の問題をどう考えていくか~  

●保育現場からのレポート:園児を被ばくから守るために  ほか


この人に聞く:平川秀幸さん(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)「科学」は万能か?~「科学」だけでは解決できない社会の問題をどう考えていくか~ 






ママレボ通信はこちらから。
http://momsrevo.blogspot.jp/
編集部から取材をする中での情報や感じた事がアップされています。
最新は河川敷の汚染状況等です。是非参考にして下さい。


●都内でも、いまだ1μSv/h越えのスポットあり~河川敷でのお花見や川遊びには注意~

 桜も満開となり、世間は一気にお花見ムード。
 学校は春休みに入り、子どもたちが外で遊ぶ機会もふえている。
 しかし、やはり心配なのは、外遊びをする際の放射能汚染の影響だ。・・・・・
以下
http://momsrevo.blogspot.jp/2013/04/svh.html



2013年4月4日木曜日

■ママたちのための連続講座「ママレボ・カフェ」 第2回講座(全5回講座) 「食卓から社会が変わる!」

アベノミクスによるプチバブルや、TPP参加表明など、心配なニュースが多いなか、
「思いっきり春を満喫できない…」という方もいらしゃるのではと思っております。

そこでママレボカフェ第2回(2013年4月14日(日)開催)では、
食に関するTPPに詳しいコミュニティースクール・CSまちデザインの理事である近藤惠津子さんを講師にお招きして、
「食卓から社会が変わる!」~遺伝子組み換え食品から見えてくるTPPの問題点~と題した勉強会を開催することになりました。

近藤先生は、「日々の買い物は、小さな投票と同じ。わたしたちひとりひとりが正しい知識を持ち、
『かしこく選択』していけば、食卓から社会を良くしていくことができます」とおっしゃっています。

食の安全にかんしては興味をお持ちの方も多いと思いますが、
意外と「なんとなく知っているような気になっていたけど、きちんと理解していなかった」ということもあると思います。
この機会に、ぜひ食にまつわる本当のこと、そして食を通して見えてくるTPPの問題点を学んでみませんか?
近藤先生の講義終了後は、たっぷり1時間座談会の時間をとっておりますので、
みんなでわいわい話しあいましょう!

皆さまのご参加をお待ちしております!
ぜひ、お友だちをお誘い合わせのうえ、ご来場くださいませ。

講座の詳細・お申し込みは下記をご覧くださいませ。

http://kokucheese.com/event/index/80493/

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◎日 時:2013年 4月 14日(日) 
      13:30〜16:30(受付 13:30〜)

◎開催場所:武蔵野公会堂  第3会議室  (吉祥寺駅南口から徒歩2分)

◎保 育: お子さん同伴での参加あり。
       同室の片隅に保育コーナーを設けます。
       (先着5名まで)

※公会堂3階の第3会議室ですが、エレベーターがないので階段をご利用いただきます。

◎スケジュール
13:30 受付開始
13:45 近藤惠津子さん講座
15:15 休憩
15:30 近藤先生を囲んで座談会
16:30 講座終了
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2013.4.4朝日新聞 鎌仲監督インタビューから


2013.4.4朝日新聞 鎌仲監督インタビューからhttp://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304030586.html?ref=pcviewpage

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「本当の変革というのは、大規模な抗議や運動だけで起きるのではないと思いますね。
各地で見えにくいところで、様々な力にもへこたれず、時には寝たふりもしながら、淡々と続けていく。そういう人がどれだけ増えるかにかかっていると思います。
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ちょうど昨日も子ども全国ネットの運営事務局メンバーで話をしていたところです。

3.11以降、放射能から子どもたちを守りたいと全国でたくさん声を上げて動きました。始めて署名を集めたり、行政に陳情したり、勉強会、茶話会をしたり。会とはなばかりの一人または2、3人の団体や、立った一人で街角にたつお母さんもいました。

事故から1年たった昨年夏以降、活動疲れやまわりの関心が薄くなったりして、事故直後のようにながむしゃらな動きは少なくなった感じです。

でも、どっこい、地味に茶話会続けたり、食やエネルギーの勉強会したり、保養キャンプを始めたりと、みなさん、こつこつ活動続けているんです。

休んでいる会、世話人数人が頑張っててなんとか続けているところ、メンバーが交代したり、別れたり、新しく出来たりいろいろですが、地元の自治会や学校、行政の人達と顔見知りになったり、もともと活動していた人達とつながったりして、それぞれは小さいながら新しい変化の芽になっているところも、たくさんあると感じています。

私たちも、やってもやっても問題が肥大していく現状にへこたれる事もあるし、力のなさにに落ち込んだり、投げやりになる事も目を背けてふて寝する日もある。

でも、どこかで誰かが頑張っていると思うと勇気もでるし、一人じゃないなと踏ん張る元気もでてくる。

時には派手なアクションや大きな声も必要だけれど、変革なんて一瞬で出来る事じゃない。本当に大事なのはじわじわと増殖しながら、一人ひとりが自分のまわりから確実にひとつひとつ変えていく事。

子ども全国も、休んでもいい、淡々としなやかに、でもしっかり前向いて続けていけるようつながる場になって欲しいという思いで、立ち上げ以来手探り状態でなんとかこれまで来たけれど、鎌仲監督のメッセージでやっぱりそうだ!と背中を押されました!!

これからも頑張っていきましょう!
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 ■小さな変革、いつかつながる ドキュメンタリー映画監督・鎌仲ひとみさん
 原発問題や放射能の問題を扱ったドキュメンタリー映画を撮っています。これまで各地の人たちが約2500回、上映会を開いています。
 来てくれるのはごく普通の人たちです。上映後の質問タイムで、奥さんが旦那さんを引っ張ってきて「鎌仲さん、この人に言ってやってください」。何ですかと聞いたら、「この人、原発は仕方ないって言うんですよ。毎日夫婦げんかです」。
 旦那さんに聞いたら「原発がなくなったら日本経済がだめになる、心配だ」と。東電福島第一原発の放射能汚染にしても「政府は大丈夫だと言っているんだから、大丈夫でしょう」。そういう男性が多い。特に50代。妻たちは、子どもの被曝(ひばく)を心配しても相手にされないと嘆いています。
 表面的な情報が、繰り返し繰り返し流されていますね。「原発事故は津波のせいだ」とか「原発の方が経済的にいいんだ」とか。特に経済界はそうでしょう。それをお父さんが家に持って帰る。お母さんが「おかしい」と言っても「冷静に考えろよ、感情で物事は動かないんだから」。
 女性たちからそういう訴えを何十回と聞きます。だから私は言うんです。「勉強してください、情報と理論を伝えますから。お父さんと侃侃諤諤(かんかんがくがく)やってみて」、と。
 脱原発の動きは薄れているように見えるかもしれません。すぐにも変わると期待したのに変わらない、その「変わらなさ」に失望しているからじゃないですか。国会前のデモだって、個人にとっては続けるのは大変です。時間をとられるしお金もかかる。
 一方、原子力産業に根を張って生活している人たちの方が、現実感があるように見える。生活かかっているんだ、どうしてくれると言われたら、なかなか言い返せない。
 市民たちの運動そのものが震災・原発事故を機に転換を必要とされながら、今、産みの苦しみにあると思います。
 でも、これまでこうした運動に縁がなかった人々にも、変化が生まれています。最近ある自治体の職員から手紙をもらいました。何もしないで2年たってしまった、これではいけない、勇気を出して、原発をテーマにした勉強会を予算をとって開いた。そうしたら市民に思いが伝わった、小さいけれど、これからも続けます、というんですね。
 こういう人たちが各地にいて、草むらの陰で、前にはなかった芽が出ています。
 本当の変革というのは、大規模な抗議や運動だけで起きるのではないと思いますね。各地で、見えにくいところで、さまざまな力にもへこたれず、時には寝たふりをしながら、淡々と続けていく。そういう人がどれだけ増えるかにかかっていると思います。
 私の役目は、そういう人たちに新しい情報や、やる気、同じ人たちがいますよということを届けに行くことです。そうしたらみなさん、私だけじゃないんだ、明日からまた頑張りますって。そして、勝手につながっていきますよ。
 (聞き手・編集委員 刀祢館正明)