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2014年5月28日水曜日

【東京ではタブーでも、岡山では語られる放射線被ばく】

西日本でも放送を関東の人がとても意識的に見ているようで
こちらも紹介します。
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官民連携で被災者の移住支援を行っている岡山。
3.11以後、東京都小平市で千数百人もの子どもの甲状腺検査や血液検査などの対応を行っていた三田茂医師も、この4月に岡山に移住されました。
今も、岡山の三田医師のもとへ関東の子どもたちが健康相談に訪れています。
三田医師が岡山移住を決めたのは「自分が避難しないと放射能被害の重大さが伝わらない」との思いからだそうです。
3月11日、「報道ステーション」で甲状腺がんの特集では、福島の状況について語られたものの「東京が危ないということは報道できない」とのことで、関東の被ばく状況については放送されませんでした。
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7630199.html
東京ではタブーな内容ですが、岡山では以下のニュース特集になっています。
(動画8分55秒)

(九州三児のおかあさんより)



2014年5月23日金曜日

宮崎駿監督の作品集が販売延期

宮崎駿監督の作品集が販売延期らしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000103-it_nlab-sci


6月18日に発売予定だった「宮崎駿監督作品集」のBlu-ray Disc(BD)・DVDが、発売延期になるとウォルト・ディズニー・ジャパンが5月20日に発表した。先ごろ逮捕されたASKA容疑者に関連する作品の収録を中止するため。
 同作品集には映像特典の一部として、スタジオジブリが制作したCHAGE and ASKAの楽曲「On Your Mark」のプロモーション映像(作品名は同じく「On Your Mark」)が収録される予定だった。ASKA容疑者逮捕を受けて同作の収録を中止することを決定。その作業のため発売を7月2日に延期する。
 また同作を収録している既発売のDVD「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート」の出荷を5月20日付けで停止する。    Yahoo!ニュースより(2014.05.20)

●放射能に汚染された世界を描いたスタジオジブリのアニメ「On Your Mark」のまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130906916880511701?&page=1


2014年5月16日金曜日

福島県民が県知事に出した 漫画「美味しんぼ」への福島県の対応についての「抗議文」

2014年5月14日

福島県知事 佐藤雄平 様

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
ふくしま集団疎開裁判の会
会津放射能情報センター
子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山


「 抗議文 」

漫画「美味しんぼ」への福島県の対応について

まずは、これまでの福島原発事故の対応に敬意を表します。

さて、5月12日に、雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載の漫画「美味しんぼ」の内容について

福島県が出版社である小学館に抗議しました。

しかし、私たちは福島県のかかる行為は、

日本国憲法で保障されている表現の自由や知る権利を侵害するのみならず、

事実を歪曲するものであり、

到底、看過することができません。

そこで、以下のとおり抗議文を提出いたします。

ご多忙の中、誠に恐縮ですが、ご一読のうえ、ご高配いただければ幸いです。

「抗議文」

周知のとおり、人権のカタログにおいて最も重要な1つが表現の自由です。

世界最初の人権宣言である米国のヴァージニア人権宣言もこう宣言しました

「言論出版の自由は、

自由の有力なとりでのひとつであって、

それを制限するものは、

専制的政府といわなくてはならない」

(12条)

重要なことは、

表現の自由を保障する意義があるのは、

政治的、学問的権威に盲従する自由ないし賛成する自由のときではなく

(そもそも制限されることがない)、

こうした権威を批判する自由ないし反対する自由

つまり少数者の意見のときです。

表現の自由を保障する真髄とは、

「権威の座にある人たちの気に食わない意見を発表する自由」

を保障することにほかなりません。

去る4月28日と5月12日に発売された

雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載の漫画

「美味しんぼ」

に福島県双葉町の前町長や
福島大学の准教授が実名で登場し
発言した内容をめぐって物議をかもしています。

およそ良識を備えた人なら、
次の認識は共有できるものです。

「被ばくによる人体への影響は、

いまも科学的に十分解明されていないことが多くあり‥‥

内部被曝によって起こる病気や症状のほとんどが、

明らかに外部から被曝していない人にも発症するものだということです。

それでいて、原因が被曝によるものだと特定する検査方法が確立されていませんから、

病院に行ってもよほどのことがない限り、

それが被曝によるものだと確定診断されることはありません」

(1991年から5年半チェルノブイリに医療支援活動を行った菅谷昭松本市長「原発事故と甲状腺がん」52頁)

被ばくと健康被害の関係が科学的に十分解明されていないとは、

或る健康被害が発生したとき、

現時点の科学ではそれが被ばくの影響である(危険)とは断定できず、

影響がない(安全)とも断定できないことを意味します、

つまり危険の可能性を帯びた灰色だということです。

それが今日の科学の到達点であり限界です。

その結果、この「灰色の評価」をめぐって、

限りなく黒(危険)に近い灰色から、

限りなく白(安全)に近い灰色まで複数の見解が生じ得ることになります。

前述の「美味しんぼ」に紹介された双葉町の前町長や福島大学の准教授の見解も

今日の科学の限界を踏まえて、

自身の被ばく体験と同様の境遇に置かれた市民たちから得た情報から導かれる範囲で、

自身の見解を述べたものであって、

根拠のない

噂=風評

ではありません。

事実、被ばくの鼻血と関係を明言する専門家

(西尾正道北海道がんセンター名誉院長)
もいれば、

除染の効果が十分上がらないことがチェルノブイリで証明済みであることもつとに指摘されている専門家も存在します

(菅谷昭松本市長「これから100年放射能と付き合うために」67頁以下)。

しかし、この「灰色の評価」をめぐって、

福島県の見解と異なるというだけで、

これらの見解を根拠のない

噂=風評

と決めつけ、

「本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず」

と非難しています。

それは前述した

「権威の座にある人たちの気に食わない意見を発表する自由」

を保障しないことにほかならず、

表現の自由に対する重大な侵害です。

のみならず、双葉町の前町長や福島大学の准教授の見解は

彼らの個人的な見解にとどまらず、

世界で最も過酷な「福島の現実」と向き合おうとしている多くの人たちにとって

注目し共感せずにおれない重要な見解です。

福島県の非難は、こうした人々の声を上げる自由をも抑圧するものであり、

民主主義社会の基盤である自由な発言と討論の広場を奪う結果になっているという

由々しき事態を深く自覚すべきです。

福島第一原発事故の後、

福島の人たちの間で、

鼻血が多発したのは明白な事実です。

そのことについては多くの記録があります。

そして、人々がその原因が放射能ではないかと考えたのも当然のことです。

福島県が今回公表された見解は、

今、福島で、放射能に対する不安を抱きながら生活している人たちが、

自由な意見表明をすることを抑圧する結果を生じさせます。

それは、福島の人たちを二重に苦しめるものです。

「物言えば唇寒し」

の社会を作ってはなりません。

以上より、私たちは、福島県のかかる侵害行為は断固容認できず、

ここに厳重な抗議を表明すると共に、

ただちに福島県の抗議を撤回することを求めるものです。

以 上

2014年5月14日水曜日

【鼻血問題に関する西尾正道北海道がんセンター名誉院長の見解】


要旨は、以下のとおりです(括弧内は投稿いただいた方の補足)。

・事故後は鼻血を出す子どもが多かったことは事実
 (だから、御用学者はその時は沈黙を守っていた)
・ICRP(の急性被ばく)の論理では説明できない
 (だから、ヒステリックに否定する御用学者、守旧メディアが多い)
・放射性のチリによる準内部被ばくで鼻血などの影響は十分にあり得る
 (報道ステーションや朝日社説は「内部被ばく」と「低線量被ばく」を取り違えている)
・非科学的なICRP信奉者は、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する発言

_______________________________________________________
鼻血論争について     2014年5月14日

         北海道がんセンター 名誉院長  西尾正道

巷では、今更になって鼻血論争が始まっている。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので御用学者は沈黙していたが、急性期の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する御用学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響を全否定する発言をしている。

しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない頭脳の持ち主達には、ICRPの基準では理解できないのです。ICRPの論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。

しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出したことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。またDAYS JAPANの広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実があるのです。

この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。

微量な放射線量でも極限で考えると、原子の周りの軌道電子を叩きだし電離を起こします。この範囲が広範であれば、より影響は強く出ます。被ばく線量もさることながら、被ばくした面積や体積がもろに人体影響に関与します。

事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。

また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められないが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。

受けた刺激を無視し、採血や肉眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化するICRPの盲信者は科学者としては失格です。ICRPの健康被害物語では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせずに、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する非科学的なICRP信奉者の発言の始まりでしかないと思います。

20ミリシーベルトを求めたのは、国でもIAEAでもない事実。~マンガの内容が国民的議論になるお粗末さ~


実は基準を高くして20mSvにしてくれと言っているのは地元。
基準を低くすると(すでに福島県民は)放射能汚染していることになり、
ますます『風評被害が広がる』が、基準を高くすれば
『政府が安全と言ってるんだから大丈夫だ』、
と地元民に説明ができるからだ」
SPEEDIの情報は、法律に従って全ての関連部局、自治体に伝えられた、ことまではわかってい

る。ヨウ素剤配布についても、保安委、安全委の通達FAXのコピーは残っている。
それに、乗った方も同罪であるが、

全ての最終判断は、地方自治体の長である。


参考http://kaleido11.blog.fc2.com/?no=645


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こんなことを耳し、記事で読んだこともあった。


私はこの話を聞いたとき
今回の事故が福島で起きてしまったが
他の原発立地で事故が起きていたら、47都道府県何人の知事が
福島県知事と同じような判断をしただろうと考えました。

事故後の再稼動への対応、メディアのあり方、見えない放射能被害に苦しむ人を

評被害という言葉で黙らせていく社会などを見ていても
福島県知事、この人だけが特別でないと思ってしまう。
まず、この事実、そして社会システムに通じる問題の根深さと深刻さを知っていく事、

そして危機感を持つことが大切だと思う

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大切なキーワード「柳に枝おれなし」そう思って子どもに向き合おう。

小泉進次郎、乱入してきましたね。
「福島に何回も行ってるけれど、鼻血はでない、具合も悪くならない」って。

全員鼻血はでません。
自分が出てないからといって、出ている人をうそつき呼ばわりすることが問題なんだけれど。権力による言論封殺の問題。

汚染地域にいると、身体症状はでなくなってくるように見える。
感じられなくなってくる。
ということも、往々にしてあります。

「うちの子は元気」という子のほうがアブナイ。

柳に枝折れ無し、とはよく言ったもので、チョロチョロ、具合がおかしくなるほうが気にする。
食べもの気をつけるようになるし、無理はしないで休むようになる。
だけど、元気に見える、うちは関係ない、という被ばくの仕方の子どもが病気になったときは、重い。

スポーツもやりまくるでしょう
影響は深部にいたる。
これは、脅しでもなく、チェルノブイリの小児科の医師が言っていたこと。

 私たちもチェルノブイリの子どもたちをホームステイ形式でお預かりしていたので、一緒に暮らしていましたが、とにかく、わからない。どこが被ばくしてるの?
 全然わからない。だけど、鼻血を出したり、サッカーさせてみると日本の子と一緒に走れなかったり、かさぶたがいつまでもふさがらなかったり。
そして、キレやすかったり、暴力的だったりする。集中力がなく、ゲームを途中でグチャグチャにしちゃうとか。
すぐにゴロゴロするとか。
 食が細いことも、日本の食べ物があわないのかと、思っていたし
普通、それは放射能のせいだとは思わないですね。
 自分の体調がこのごろ疲れているのかな、ぐらいで。

でも、先日、チェルノブイリの精神科の医師にきいたら、暴力的になるとか落ち着かないとかそういうことも、子どもたちに起こっていたと。
 ああ、そうか。

子どもは、自分のこと、頭痛い、あるいはお腹痛いとしか表現できない。


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オレは鼻血でない!と威張っている人へ。

 鼻血が出て怖い思いをしている子どもの気持ちだけでもわかってあげてほしいな。
 大人の嘘はお見通し。だからどんなに怖いか。
 抱きしめて欲しいところに、「鼻をほじったんだろう」って怒鳴られたり、

レーザーで焼きにつれていかれたり。
 心が壊れないか?


(野呂美加さん)

2014年5月13日火曜日

おさわがせの「鼻血問題」母達の言い分

鼻血出た人を1人も知らないなんて、よっぽど友達いないか隠してるとしか思えない。明確に3.11以降。別に福島だけじゃない。大人も子どもも鼻血なんか出た人たくさんいる。それまで鼻血出す大人なんて見たことなかったよ、わたしは。
明らかに有害なものが「ある」のだから不調が出るのは当たり前じゃないか。そのおかしさを疑って、心配して、何が起きてるかを解明しようとするのが誠実な態度ってもんだろう。
あることをないことにしようとするこの異様な状況にひるんだらだめだ。
(東京シーベルト)
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因果関係がないって証明してくれ。
関係があるって証明できないから、ない、じゃなくて
無い、っていう方を証明してくれ。

鼻血出してる人はいないってインタビューだけ流さないでほしい。

出してる人います、いました、っていう話もあるはずなのに
なんで一方的なインタビューなんだ?

暑くも無い季節に、生まれてから一度も鼻血出したことない子ども
大量に、30分も止まらない鼻血が出たり
繰り返したり
あったんだから。
同じような話たくさんあったからね。
事実だから。

小倉!「私が聞いた中には鼻血の話はなかった」ってさ。
じゃ、ろくな取材をしてこなかったってことだ。
自分で自分の恥ずかしい話しちゃってるね。

風評被害、ふうひょうひがい、フーヒョーヒガイ

何も原因になることがないのなら、風評かもしれない

でもあんなにものすごい原因がいまもあそこにあるのに

風評被害っていう言葉は ちゃんちゃら おかしいよ。
日本語、間違ってるでしょう。

漫画の内容は、聞いてきたこと、そのまま。
鼻血の話を聞いたことがない、というメディアの人がいたら
それは
まーーーーったく取材がなってないってことだよね。

なにやってんだよ、ってかんじ。


(避難ママ)

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これから先、鼻血どころの騒ぎでなくなったら、今度はどう開き直るのだろう。
野党のときは鼻血が出ていると認めていた国会議員が与党になった今、風評被害を助長するといってるとな。
2枚舌にもほどがある.
(マイク)

大橋巨泉インタビュー(下) 「日本のマスコミは機能不全」

2014年5月11日   日刊ゲンダイ掲載

「僕は、ポピュリズムの権化のような安倍首相をまったく信用しない。アベノミクスとかいって、やれ3本の矢だ、やれ成長戦略だとあおっているけど、動機が不純なんだよ。彼が心から景気回復を目指そうとしているなら反対しません。だけど彼にとって、経済はムードをあおる手段に過ぎず、本当にやりたいのは憲法改正であり、日本を『戦争ができる国』に変えることでしょう。実際、ニコニコして、口当たりの良いフレーズを並べておきながら、国民の過半数が反対した特定秘密保護法を強引に通してしまった。法衣の下に鎧(よろい)を隠しているような男の言動にだまされてはいけません」

■「すっこんでろ、このジジイ」と言われるくらいが健全

 アベノミクスを正面から批判しないマスコミも同罪だという。

「日銀に大量に札を刷らせた人為的な円安によって、日本の生活必需品の値段は上がり、悪い面が次々と出始めている。それなのに、日本のマスコミは『春闘で給料上がった』とかチョーチン記事を書いてヨイショを続けているから、本当に愚かだと思う。企業をドーカツして賃上げさせる統制経済みたいなまねを批判するのが、メディアの仕事じゃないのか? 日本のマスコミは機能不全に陥っていると思う」

 今の日本を覆う「空気」も危ないという。

「こう言うと『巨泉は左だから』と片付けようとする人がいるけど、競馬やマージャンをテレビで推奨した男のどこが左だっていうんだよ。日本の軸が大きく右にブレたから、僕が左に見えるだけ。それは違う、おかしい、というマトモな批判さえ許さない戦前みたいな“空気”を今の日本に感じる。大体、病気で出ない声を振り絞って、僕が『安倍は危ない』と言わなきゃならないこの世の中がどうかしている。本当だったら、『おい巨泉、おまえの言っていることなんざ分かってるよ。すっこんでろ、このジジイ』と言われるくらいの社会が健全なんだよ」

 そんな巨泉氏が期待するのは細川護煕(76)、小泉純一郎(72)両元首相の動向だという。東京都知事選で敗北しながらも政府の原発推進の動きに危機感を募らせ、今月7日、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。再びタッグを組んで「脱原発」に向けて動き始めた。

「僕は小泉君が米国の尻馬に乗ってグローバル経済に突き進むのを阻止しようとして、13年前、民主党から出馬したわけだけど、今の小泉君たちが掲げる脱原発の思いは本物だと思う。でなければ、功成り名を遂げた2人が、老体にムチ打ってあの極寒の中、都知事選の街頭に立てるはずないもん。大体、日本の電気代が世界中でダントツに高いのは原発のランニングコストが高いからだし、再稼働が極めて危険なのも事実でしょう。現実主義、実存主義の立場からも、僕は彼らを応援したい」

 がんは完治に向かっている。これからの目標はあるのか。

「とりあえず快気祝いとボクの80回目の誕生日、傘寿の祝いを兼ねたパーティーを今月やるの。あとは週1ペースでゴルフができるくらいまで体力を回復させたい。先日、『それでも僕は前を向く』という本を集英社から出したばかりだけど、安倍政権の右傾化に警鐘乱打するような原稿をドンドン書き続けるよ」

 このエネルギーには頭が下がる。

▽おおはし・きょせん 1934年、東京生まれ。早稲田大学政経学部新聞学科中退。放送作家などを経て、「11PM」「クイズダービー」などの司会者として活躍。01年に民主党から参院選に出馬、当選するが、わずか6カ月で辞職した。

写真=本人提供

ママレボ編集部が今回の鼻血問題の体験談やご意見を募集しています。

<ママレボからのお願い「鼻血にまつわる体験、および、お声を寄せていただけませんか?」>

いま、「鼻血」が問題になっていますね。
もちろん、鼻血が被曝によるものなのか否かを科学的に証明せよと言われてもむずかしい問題です。
おそらくできないでしょう。

しかし、事故直後、少なくない人数の子どもたちが、いままでにないほど鼻血が出たり、その他の症状を訴えたりしていたことは事実です。

でも、それすら「なかったこと」にされつつあり、「声をあげること」さえも、ますますタブーにされつつあります。

その現状がとてもおそろしいですよね…。

やはり、いまこのタイミングで、「おかあさんたち(おとうさんも)の思い」を、改めて記録しておく必要があるんじゃないか…と考えています。

そこでママレボでは、「事故直後(あるいは今でも)子どもに鼻血やその他の異変が出てビックリした。戸惑った」といったおかあさん、おとうさんたちからの声を募集したいと思います。
匿名で掲載しますので、どうぞ、みなさまの体験をお寄せください

また、体験だけでなく、今回の鼻血問題に絡んで、国や東電、福島県の対応について「ひとこといいたい!」と言う方、ぜひご意見をお寄せいただけるとうれしいです。

ご意見は、info.momsrevo@gmail.com までお寄せください。

〆切は、5月18日(日)午後8時までとさせていただきます。
お寄せいただいたご意見は、匿名でママレボ通信(ブログ)にて紹介させていただきます。




20140513東京新聞

2014年5月8日木曜日

放射線の影響からあなたの体を保護するための10食品のリスト

{Translation by Moe Naruse]
親愛なる日本のお母さん達へ TO MY JAPANESE MOTHERS WITH LOVE...

放射線には多くの有害な影響があり、それらの多くは体内で発見されずにいます。しかし長時間経つと、たとえ放射線被ばく料が低レベルでも、細胞レベルでの主要な消化器系の不均衡、血液の変化と組織や臓器のシステムの破壊につながるのです。症状は、疲労、頭痛、吐き気、頭皮の問題、および乾燥/皮膚のかゆみなどのものを含むこと - もっと極端な場合には(別名は福島に住んでいた場合、または被災地の数マイルの半径内で)、症状は気分の変化、記憶障害、脳損傷、注意障害など、情報処理および精神運動能力を遅らせたりします。

特に、わたしたちの循環器と生殖システムは、放射線の任意のレベルに非常に敏感で - しばしばインフルエンザのような症状になり - 将来的にその影響は、体の感染症の発生率を高めること(また、 "軽度の放射線病"として知られている)につながる血リンパ球を減少させている血液(白血病とリンパ腫)の癌を発症する可能性を高めることになります。長期放射線被ばくは、私たちの生殖器系に影響をし、先天性欠損症と死産(ならびに不妊症など)につながります。

放射線の有害な影響からあなたの体を保護するための10食品のリストです。

①コリアンダー(必須)
血流から重金属を除去するのに役立ちます。腎臓や血液から鉛、ウラン、水銀を排出することを助けてくれます。

②赤ビート(私のお気に入り)
研究では、ビートが損傷ヘモグロビンの再構築で体を支援するを助けることができることが示されています。放射線被ばくと、ヘモグロビンが分解されてしまうので、私たちの血液のシステムを保護することが重要です。実際に動物試験において放射性同位元素を吸収し、解毒を助けることが証明されています。

③タンポポ
タンポポは素晴らしい植物です!多くの人が"雑草"としてしか見ていませんが、"美しい"デトックス植物としてまさに奇跡の植物です。健全な機能の肝臓(毒素が正しく体内から除去されることを保証している)が保証されます

④りんご&⑤ヒマワリの種(我が家ではいつも食べているもの
リンゴとヒマワリの種は、体から放射性残基を結合して、除去するのに役立つペクチンが沢山含まれています。特に、内分泌腺、膵臓、胸腺、心臓に溜まるセシウム137から保護してくれます。セシウム137はガンマ線だけでなく、私たちの体の細胞に非常に有毒であるベータ線を放出するものです。リンゴを沢山食べて、ヒマワリの種をあなたの日常のスナックに加えておけば、放射線から身を守るのに役立ちます。

⑥ゴボウ
体内から放射性同位体を除去するのに役立ちます!新鮮なごぼうを1~4オンス(120~300グラム)を取るには、お茶としてかジューサー(酵素は破壊されない生のが常に最善ですので、これは、最良の方法である)を使用して、取ることがいいでしょう。

⑦葉物野菜
葉物野菜は、非常にアルカリ性で、放射線損傷から身を守るための分子クロロフィルが含まれています。 1950年代初頭以来、クロロフィルと放射線の奇跡的な効果が実証されています。これらの効果は、マスタードグリーン、およびアルファルファの葉と同様にケールやコラードのような濃い緑の野菜から得る事が出来ます。接種する時は二種類以上のグリーン野菜一緒に採る事で、最大の耐放射線性を与えます。

⑧ソバ
ソバに含まれるグルコシドは、放射線被ばくから身を保護してくれます。穀物草は、葉物野菜(クロロフィルが豊富)と藍藻と同様に放射線の私たちの体を浄化するのに役立ちます。

⑨人参(私達は毎日食べてます)
放射線から身を守り、治療するための素晴らしい食物、それは人参です!放射線損傷を癒すための人参の効力はまだ研究段階ですが、しかし予備研究では、放射線被曝の任意のタイプに対して素晴らしい治癒剤であるという結論を示している。一日二回100~200mgの人参を採ると放射(骨髄、皮膚、内臓、血液細胞の治癒)からの回復をスピードアップする手助けをしてくれます。

⑩ローズマリー
放射線による突然変異誘発性と戦う力があります。研究では、ローズマリーに含まれるカルノシン酸とカルノソールが、この抗変異原性に作用するのです。同様に、他の種々の化合物よりも放射線の影響から保護する力が少なくとも3.34倍優れているという別の研究結果も発見されています


【Ines LigronさんのFacebookから】


2014年5月6日火曜日

人気漫画・美味しんぼ「福島の真実」最後の24号まで読めますように。

大人気漫画「美味しんぼ」22号の「福島の真実」で鼻血シーンが話題になっています。
美味しんぼ」福島篇は、その23、24と続きます。
特にその24ではもっとはっきりしたことを言っているので、
鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない。
自分が2年をかけて福島に行き取材をして、すくい取った真実をありのままに書くことが
どうして批判されなければならないのか分からない。」と作者のブログに書かれています。


「雁屋哲の今日もまた」より

雁屋さんは23年前にオーストラリアに移住されています。、
確かに、これまでの美味んぼでも、外から日本を見ている客観性と
独特の鋭い視点が感じられます。

見えない放射能に関しては、様々な立場によって極端に意見が別れますが
一方的でないは情報が必要だとおもいます。
社会的権力や力加減で片方の情報が切り捨てられてはならないと思います。
様々な情報を市民がちゃんと受け取り、自分たちで考え、選択できる社会であってほしい。

昨年夏ごろから各地で「はだしのゲン」の閲覧制限がニュースになりましたが、
美味しんぼの24号も、何事もなく読める社会であってほしいです。
そんな思いが杞憂であることを祈ります。


参考までに・・・
日豪プレス オーストラリア生活情報サイト
「福島の真実」-美味んぼ作者・雁屋哲氏に聞く(2014.01.14)


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九州のお母さんより頂いた情報を紹介します。

【「美味しんぼ」鼻血は風評被害?小学館スピリッツにぜひ体験談や意見を!】

小学館「スピリッツ」メール→spi-net@shogakukan.co.jp
「スピリッツ」ツイッター→ @spiritsofficial 

311後、避難者のお話会を九州で開催してきて「鼻血が止まらなかった」「下痢が続いた」「歯茎から出血して歯がぐらぐらした(九州にきたら落ち着いた)」「(放射能プルームが来たとき)露出していた部分の肌が赤く腫れた」などの声を多く聞いてきました。
大切な仕事や家をも捨て、必死の思いで避難してきた方々の痛切な叫びです。

事故後、大手マスコミは被ばくについて真正面から向き合うことはほとんどありませんでした。

そんな中、おいしんぼの作者の雁屋哲氏は
「私は自分が福島を2年かけて取材をして、
しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことが
どうして批判されなければならないのか分からない。
真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか」
とブログで発言しています。
「私は真実しか書けない」という雁屋氏に圧力がかからぬよう祈ります。
http://kariyatetsu.com/

★スピリッツは5月19日発売号と公式サイトに、
識者の見解や批判を含む意見を

集約した特集記事を掲載する予定だと告知しています。

ここでまた、誰かに都合のよい口封じがされるのでしょうか。
そんなことを私たちは黙って見過ごすことは出来ません。
みんなの声を編集部に届けることで、大きな議論を巻き起こし、

真実を世に訴えることができるのではないでしょうか。
ぜひ、ビックコミックスピリッツへあなたの実体験や意見を送って下さい。


小学館「スピリッツ」メール→spi-net@shogakukan.co.jp
「スピリッツ」ツイッター→ @spiritsofficial 


(九州・三児の母)


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福島第1原発から戻ってきた主人公らが鼻血や疲労感を訴える場面。双葉町元町長の井戸川克隆氏が「私も鼻血が出ます。今度の立候補を取りやめたのは疲労感が耐え難いまでになったからです」「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」と発言する場面。