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はじめに


子どもたちにかかわる放射能問題のこと・・・ 
不安だけど周りの人に話しにくい、
心配だけど育児や仕事に追われて詳しく調べる時間がない、
TVや新聞の情報だけで大丈夫?
お母さんたちが日常生活の中で放射能問題について
「あれ?」と思った時に、つながれる場所でありたいと思います。

また、3.11の福島原発事故では、
国やメディアの情報操作や、平然と基準値を上げようとする対応に、
この国はいのちや暮らしを守ってはくれない、
このままででは子どもたちを、未来を守れないということに気づきました。
そうすると、その気づきから芋づる式に
社会全体の様々な問題が浮かび上がってきたのです。
選挙の度に、市民の声が届かない政治にくじけそうになりながらも
生活の場から、未来を見つめて、仲間といっしょに今できることをやっていきたい。
ここでは様々な社会問題も取り上げながら、お母さんたちの情報や知識・知恵
そしてキモチがつながっていく場でありたいと思います。


2013.3.9 辛淑玉(しんすご)さんスピーチ(一部抜粋)
ブログ「みんな楽しくHappyがいい」より

そして東京に戻ってくるたびに、
はっきり申し上げます、
西日本に来るたびに「あぁ、まだ過去がある」と思うんですね。
「過去」です。
もう西日本に来ると、「ああ、確かこんなような時代があったなぁ」と考えました。
何も考えずに空気が吸えます。
何も考えずに食材が買えます。
「ここは何シーベルトか?」なんて考えることもありません。
「ああ、いつか見た過去だな」

そしてまた、東日本に行くと未来があります。・・・・・・・・・


2011年の夏休みに西日本のスーパーで産地を気にせず買い物ができることに
カートを押しながら、ひとりでに涙があふれてきたことは忘れられません。
そして、ためらいながらも注文したガイガーカウンターが我が家に届いた日のことも・・・。

西日本にある過去をこれ以上奪わないように
東日本にある未来を、社会を変える原動力にしていきたい。     2014.04.30