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2011年11月18日金曜日

2011夏の保養アンケート結果が出ました。

アンケート結果はこちら

この夏、「子どもを放射能から守る全国ネットワーク」では、福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故をうけ、放射性物質の身体的・精神的な影響を軽減することを理由に一時的にお住まいから離れて「保養」をされた方々を対象に、その動向と実態を把握するための設問15個のオンライン・アンケートを実施しました。

回答期間:2011年8月25日~2011年9月30日(37日間)

回答数:963件 

有効回答数:903件(回答数のうち、保養先が不明なものを除く903件を有効回答とさせていただきました。)



--------★国際環境NGOグリーンピース 9月7日の記事の紹介---------

避難しなかった子どもさんだけがセシウム微増...福島子ども尿検査

5月下旬に行った福島の子どもたちの尿検査の結果では10人全員からセシウムが検出されました。その経過を見るために7月に同じ10人の2度目の尿検査を行ったところ、10名のうち9名については尿中のセシウム134と137が約20~70%ほど減少したそうです。でも1名は、セシウム134が横ばい、セシウム137が微増(それぞれ0.76から0.74ベクレル/リットル、0.78から0.87ベクレル/リットル)したそうです。この1名の子どもさんは、避難しなかった方でした。他の9名の子どもさんは、県外に避難したそうです。

----保養アンケート実施者より----------------
グリーンピースさん報告の記事を読んでも、汚染されているところから離れることが被ばくの軽減につながると考えられそうです。避難とはいわなくてもせめて保養にでるだけでも精神的身体的影響が軽減されるのではないかと今回の子ども全国ネットの保養アンケート結果からも考えさせられました。そしてその精神的身体的ストレスの軽減を感じたお母さんが福島だけではなく広く関東・東北各地の方々が多かったことにも注目しています。

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