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2011年11月13日日曜日

長野県在住のお母さんより

はじめまして。長野県に住んでいて、9歳・7歳・3歳の子どもを持つ母です。
つたない文章になると思いますが、私の思いを綴ろうと思います。

3・11から8ヶ月たち当時の思いが薄れつつあります。スーパーには物があふれ、当たり前のように買い物をしています。つい8ヶ月前には品薄で困っていたことなど皆忘れているかのようです。節電にしたって、ここ長野では夏は涼しいのでエアコンのお世話になることはあまりなく、実はこれから電気代がかかるので本当なら節電を考えなければいけないのでしょうが、まわりではそういったことを口にする方はあまりいません。かくいう私も、寒さが苦手なのと子ども達に風邪を引かせてはいけないという思いもあり、ホットカーペットのお世話になっています。いろいろ考え行動しているつもりですが、結局今までの生活レベルから何ひとつ変わっていない、そんなジレンマに陥っています。

先日「チェルノブイリハート」という映画を観ました。チェルノブイリ事故から25年経った今も体に障害を持った子どもが生まれてくるのです。終わっていないのです。映画を観て一番に感じたのは、これは日本の将来であり、福島の原発事故の影響をこれから生まれてくる何の罪もない子ども達が背負っていかなければならない、そのことに悲しさと憤りを感じました。

子ども達を守っていきたい、思いは皆同じだと思います。活動にはいろいろと大変なこともあるかと思いますが、頑張ってください。応援しています。

                                                 早瀬 友佳子

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