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2014年7月2日水曜日

安心して子育てできる環境を! 安心して子育てできる社会を!

昨日、豊島区の子育て中のお母さんのお話を聞きたい、ということで、取材を受けました。私の周辺の方にも声をかけて、みんなで声を届けました。

そう、集団的自衛権を解釈の変更だけで導入しようという閣議決定への声。みんな、この思いをどこかへ届けたいということで、集まってくれました。

その記事が、きょうの東京新聞社会面に掲載されていました。
ちょっと「消滅可能性都市豊島区」のくだりと、集団的自衛権に対して子育て母の思いという展開が強引ではありますが。

…20年近く豊島区で子育てしてきて、当時よりよくなったと感じることはあまりないのですが、それは、豊島区だけの流れではなく、東京都による施策の影響でもあるし、ひいては日本政府の施策や少子化そのものの影響でもあります。

働く女性を活用…と政府のスローガンは勇ましいけれども、実際この地域では、保育園は民営化され、区立園が増えず、児童館も高齢者施設と再編されて運営は民間へという方向です。小学校に取りこまれた学童では、障がいをもった地域の子どもと過ごす機会もありません。子どもが少ないというだけで、施策も予算も削られがちです。高校受験時の塾への依存度の高さ、高校・大学になれば、奨学金という名の借金を背負わざるをえない高等教育の実態……

まして、首都圏でさえ、放射能汚染による被ばくの影響から守ることも考えないわけにはいきません。

そんな中での憲法9条のなし崩し的集団的自衛権の導入なのです。日々、子どもたちと笑いあいながら暮らせる、安心して子育てできる環境は、平和な暮らしあってこそ。降ってしまった放射能への対策の充実による安心や平和な社会という安心が保たれない日本で、小手先の少子化対策など焼け石に水です。

emiko






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