郡山よりSOSです☆
「ずさんな除染に市民を巻き込まないで！」
人口密集地では町内会にわずか50万円で除染を丸投げするかと思えば、人の住んでいない20キロ圏内の高線量地域は７０億以上をかけてゼネコンや大企業に除染実験をさせるのだという。私たちは、キテレツで残酷なこの国のありようを目のあたりにしています。
避難をする・しない、内部被曝や低線量被爆の危険を認める・認めない、ずさんな除染をする・しない・・・・次から次へと、なんで被害者である市民が分断されなければならないのでしょうか。憎むべきは、加害者であるにもかかわらず、市民に踏み絵を押し付ける行政のやり方であり、本来的に責任があるはずの東電なのに。
郡山では、そうやって市民をずさんな除染に巻き込み、被曝を拡大させる除染を止めるための署名を集めています。添付しますので、みなさんどうぞご協力ください。
みなさま、なるべく早めに用紙下部の送り先に集めた署名をお送りください。
オンライン署名はこちら（12月11日締め切り）
郵送・ファックスはこちらから↓
放射性物質の除染作業による被爆から守るため市民に除染作業をさせないことを求める署名（←こちらに署名用紙リンクしています）
①こちらの署名用紙をお手元で印刷してください
②近くの方にお願いして、署名を集めてください。
③そして集まったら12月１１日までに以下の宛名に送って下さい。
たくさんでなくても一枚でも1人でも小さな声が集まればきっと何かが変わるはずです。
11日が日曜日ですので郵送される方はご注意下さい。
〒963-8701
福島県郡山市富久山町八山田字中台南18
安全安心を求めて行動する会 御中
TEL＆ＦＡＸ ０２４ｰ９２１ｰ８９９７
わずかの期間ですが
どうか郡山市民のみなさんを被爆から守るためにご協力よろしくお願いします。
6 件のコメント:
知り合いのfacebookのリンクから、初めてブログを拝見しています。福島県の除染活動への寄付を検討している者ですが、郡山市による「ずさんな除染」について、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか？ また、県や市ではなくて、きちんと組織だって活動し、除染活動への寄付金を募っている団体をご存知でしたら、教えていただけると幸いです。よろしくお願いいいたします。
するしないは個人の自由なので、する、という人にさせないというのはやり過ぎだと思います。
普通に、業者に発注できる程度の予算をつけるよう求める署名でいいんじゃないですか？
コメントありがとうございます。郡山の実情を別投稿でお知らせさせていただきました。
除染活動への寄付を扱っている団体はこちらでは把握できておりません。署名を集めている団体に確認されてもよろしいかと思います。
南相馬で除染をしてきた経験からお話しします。
ずは、除染作業の基本について。
事前に、測定を正確にモニタリングして、ホットスポットを探すと同時に、除染をする場所・部分の素材別に放射能汚染を落とす方法を決め、除染を設計することから始めなければなりません。
一番大事なのは、作業者の被曝労働に対する管理です。まず労働者に対して、放射線についての知識などを知ってもらう教育が必須です。
次に、被ばくの管理。作業者が自分の浴びた放射線量を把握できるように、線量計をつけるべきです。それらの準備や、その後の作業について、きちんと監督する人も必要です。
その上で、作業を始めます。
除染作業は、ただ水で洗ったり、樹脂で剥がしたり、表土を取り除いだりするだけでは終わりません。作業終了後、再計測して、線量が下がっていないところを見つけた場合には、再度チャレンジして空間線量を下げる努力をします。それでも下がらない場合、寝室や居間など、より使用頻度が高い場所の線量が高く出れば、寝室を移動するなどの変更を提案します。
ちなみに、空間線量が0.6μSv/hを超えると放射線管理区域とされます。除染作業を放射線被ばく労働と考えるなら、法律で定められている事柄はたくさんあります。それについて、少し紹介しておきます。
・放射線管理区域では１８歳未満は就労させることは労働基準法で禁じられています。
・放射線業務従事者、緊急作業に従事する労働者及び管理区域に一時的に立ち入る労働者の管理区域内において受ける外部被ばくによる線量及び内部被ばくによる線量を測定しなければならない。
・必要のある者以外の者を管理区域に立ち入らせてはならない。
・その他：マスクを外し何かをする行為の禁止（食事・タバコ＝内部被ばく）。
肌の露出の禁止（トイレ・服を着替える＝外部被曝）。
まだまだありますが、これだけで十分危険であることがわかると思います。
本来、住むということすら許されない地域で、更に被ばく労働である除染を被害
者である国民がする必要があるのでしょうか。特に、子どもたちは本来は立ち入ることすらしてはいけない地域なのです。決して作業の近くで余計な被ばくをさせてはいけません。マスクなどしていても、ホコリを吸わないというだけのことで、放射線は吸い込みます。私たちは、被ばくを覚悟し、国の動きが遅いために、緊急的に時間稼ぎをするための除染をしています。本来は避難すべき場所なのです。
いま、福島県内各地で行われている町内会丸投げの除染活動では、上記のようなことについてはほとんど考慮されずに除染活動が行われています。ひどい場合はマスクすらしないで、子どもを遠ざけることもせず、安全教育も安全管理も何もなされないままに、水洗いや表土剥ぎ、側溝さらいが行われ、処分場も決まらないで除去した何十μsv/hもある汚泥が町内各地に点在しているのが現実です。
匿名さんの業者を入れるくらいの予算をつけろという署名でよいのでは・・。というご意見、おっしゃるとおり、予算を付けずに、地域住民を使い、安上がりで適当な除染をさせているのが現状だと思います。しかも、その作業にどんな危険があるのかも、住民は十分に知らされていません。
除染作業は危険な被曝労働です。子どもや、ことに体力の落ちている高齢者や病気の人は、除染しなければ暮らせないような場所からは、ほんとうならば避難したほうがいいのではないでしょうか。
しかし、政府は避難地域としての指定をしない＝被害者であるにもかかわらず補償がされないという状況のなかで、仕事や学校をはじめ、様々な事情を抱えて避難できない住民は、高線量のなかで暮らすことを強いられています。 そこでの除染はどうにかして線量を下げてなんとか安全を確保したいという切実なものです。
被害者が、なぜ被曝労働である除染をしなければならないのか。
それがいま福島県に住む人の深刻な悩みですですから、まず、住民を無謀な除染に巻き込まないで、という声を上げるのは大事なのではないでしょうか。
その声を上げなければ、行政は、業者を入れなくても除染はできるのだとして町内会丸投げのようなずさんな除染を続けていきます。
はじめまして。
除染地域住民で行うのはちょっとやりすぎな部分があると思いますが。
外のコメントがあったように、市及び県に直接苦情を入れるのが一番だと思いますよ。
その間に、有力者はさんだほうがいいかもしれないけど。ただ、除染については、来年以降、それなりの予算を県、市で組み込んでくるはずですし、でなければ、業者向けの除染講習会などをわざわざお金を出してやらないでしょうから。
まぁ、私は除染やれと言われたらやりますけどね。仕事上でもプライベートでも。
危険作業だとは思いますが、でも、今の現状で避難できないとなるならば、誰かがやらなければならないと思いますし、人の手にゆだねても、任せても、誰も守ってはくれないですし。
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