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2013年9月22日日曜日

【東京オリンピック開催に心憂う方必見!!】明日締め切りの子ども被災者支援法のパブコメ提出してみませんか?

東京オリンピック開催が決定し、
オリンピックは見てみたいけど、子どもも喜んでいるけれど
「大人として、福島原発事故のこと思うと心底喜ぶキモチになれないなあ、」
と複雑な心の内をもらすお母さんたちが私の周りにも、いることいること・・・。

テレビ東京でも開催に?の声が多数
オリンピック村(予想)と被災被災地の仮設住宅













こうした開催してもいいのかな?という
もやもやしたキモチって大切だし
こういう気持ちが右の絵のような
社会の矛盾を作り出さない一歩だと思うのです。

だからこそ、社会に対する「???」を持ち続けて欲しい。
そう思いながらも、
日本社会っていうのはこうしたことを話題にしづらいこと、
そしてテレビの歓迎ムードに
市民の善意の気持ちが押し流されていくのかと危機感を感じておりました。





しかーーーし、
このもやもやを連日の報道に負けず持ち続けてくれている大人の皆さん。

そのキモチを「カタチ」にしてみませんか?
このブログを見たのが何かのご縁
明日9月23日の23:59締め切りの
「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案についての
パブリックコメントにご意見を送ってみませんか?


この基本方針案で決められた支援対象地域は、なんと福島県内の33市町村のみ。
高線量の宮城県の丸森町や、栃木県、茨城県、千葉県、埼玉県、岩手県などは外されました。
風が雨が県境でストップするのでしょうか?そんな都合のよい気象条件を聞いたことがない。
以下の地図を見比べてみてください。

今回の基本方針で定められた支援対象地域
1ミリシーベル以上になるのではという地域

1ミリシーベルトが事故前の基準でした。


「1ミリシーベルトの約束」 〜国は、1ミリシーベルトの基準を守ってください〜




★子ども全国ネットからのわかりやすいパブコメへの解説。

<基本方針の問題点と意見ポイント>

●各地で公聴会を開催してください。

被害者の意見を聞くシステムがありません。
「子ども・被災者支援法」では、基本方針の策定には、被災者の意見を聞くこと、となっていますが、
復興庁主催の被災者公聴会は開かれていません。
 

●避難者や帰還者への支援がありません。抜本的に見直してください。

そもそも、支援法で支援対象とすべき人への支援施策が殆どなく、既存の施策ばかりです。
「放射線が人の健康に及ぼす危険について科学的に十分に解明されていない」ことから、避難や移住を選ぶ人も、住み続ける人も、元いた場所へ戻る人も、どの人に対しても、その選択を認め国の責任で必要な住居、移動、医療や教育など、生活支援を受けることができると認められています。


●年間追加被ばく線量1mSv以上の人・地域を支援対象としてください。

法案には一定規準以上の汚染地域を支援対象地域にするとしてあり、国際的な基準および
国内的な法令に基づき、年間追加被爆線量1mSv以上の被害者及び地域、またその地域から避難した人を、支援対象にしてください。

●被ばくを避ける、あるいは低減するための施策を充実させてください。

現在福島に居住している方達に対する既存の施策が多く、支援法で支援すべき避難や移住、被ばく低減のための保養支援や医療体制などの施策が入っていません。

 例えば・・・・
 ・実質的で具体的な避難者への支援が含まれていません。
 ・借上げ住宅の新規の受付および財政支援を行ってください。
 ・区域外避難者への就労支援や移動費用の補助を行ってください。
 ・高速道路の無料化の対象を広げてください。
  (現在は浜通り、中通り、宮城県の丸森町の母子避難者のみ)
 ・県外でも被ばくに対応した健診が必要です。検査体制をつくってください。


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<パブコメ文案 たとえば・・・>


●避難者への生活支援、またこれから避難できる環境を整えてください。
避難者の方、避難したい人への支援は、法律の大きな柱であったにも関わらず、この基本方針案にはありません。避難者が経済的に困窮し、また知らない土地で孤立して精神的にも追いつめられています。避難先で安心して暮らすための支援、またこれからも避難や移住の選択ができる支援策を早急につくってください。
 

●汚染の高い地域に住んでいる子どもたちの保養や、ローテーションスクールなどの施策が緊急に必要です。
福島を始め、関東や東北の一部には年間被ばく量が3ミリ、5ミリ、ともすると10ミリ、20ミリといった人が住めない地域に未だ大勢の人が住んでいます。県の甲状腺検査でも、明らかに異常に高い確率で甲状腺がんが見つかっています。事故から2年半もの間、高汚染地域に住んでいる子どもたちの被ばくは大変深刻です。被ばくの軽減には汚染のない地域への定期的な保養、疎開が必要です。ウクライナやベラルーシでも普通に行われている保養や疎開の施策を充実させてください。


●福島県以外でも被ばくに対応した検診をどこでも受けられるようにしてください。
311事故直後では東北から関東や中部にかけて広い範囲で放射能プルームが飛びました。事故後不調を訴える子どもが多かった地域では保護者の不安は大変大きいものです。被ばくの影響は福島県内に限定されたものではなく、東日本を中心に広く日本各地にひろがっている現状からも、被ばくに対応した検診等、医療体制をつくってください。





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難しく考えずご意見を送ってみませんか?
市民の声を届けるには選挙に行くだけで社会は変わらない。
もう一歩、大人の責任として踏み込んだ社会参加が必要な時代となってしまったのです。

たくさんの声が集まれば国は被災者の声を無視できなくなるそうです。
オリンピックを開催するなら、被災地にだって誠意を示してもらいましょう。
原発の事故処理400億でオリンピックに6000億の予算の黙認はやめませんか。
黙っていることは賛成することなんですよね。



★パブコメ提出先はこちら・・

一見難しそうな画面ですが一番下の「意見提出フォームへ」をクリックすれば
あとは画面とおりに入力するのみ。ご意見は難しくなくても大丈夫です。






参考ブログ先

原発事故子ども・被災者支援法基本方針案への意見を出そう! ~パブ・コメ・キャンペーン実施中!~  






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