先日ママレボカフェの伊藤真先生の憲法の勉強会に参加しました。
子どもたちが多国籍軍として戦争に行く?
今の自衛隊は交戦権がありませんが
改正されたら戦地で人を殺せるということになる。
殺せるようになるってことは、殺されることにもなるのですよね。
しかも多国籍軍に入って戦うなんて
同盟国の戦争に参加するって
誰のために息子は命をかけて戦わなきゃならんのですか?
政治家の外交のために国家が強くなるためにって
そんなことに大事な大事な子どもの命を差し出せませんよー。
平和ボケしているから徴兵制?
違うでしょ
平和ボケというのなら
足元の平和のすばらしさとかけがえのなさを
しっかり子ども達に教育していく事が必要なのではないでしょうか?
教育の質の低下が今の子ども達の無気力無関心を生んだのではないですか?
第2次世界大戦を挟んでの現代史をほとんど学ぶことなく大人になりました。
国家(state,,govament)というのは人為的に作られた権力の集団であって
私たち国民の集合体(countory)とは別のもの。
憲法はその国家の暴走を止め国民を守るために存在しているものなのです。
国家は私たち国民が幸せになるように手助けするのであって
国家に携わる人々の価値観の実現に国民を利用しないでほしいのです。
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例えば・・・
自民党改憲草案に
「家族の助け合い義務」というのがあるそうですが
↓
儒教の精神復活のように取れますが
生活保護・社会保障の切り詰めに利用できるということ
国にたよらず家族で何とかしろということがまかりとおる。
国民のためにお金を使わなくいてすむ。
今でさえ原発事故の後処理として
除染ばかりにお金がつぎ込まれ、住民の健康調査はなかなか充実しない
この構造も国家と国民が切り離されてる具体例に思えてしまいます。
国家のための憲法で国民のための憲法でなくなる。
これは日本の民主主義の危機的状況
ということで
改憲派の学者でさえ現在の改憲草案に危機感を持ち、
5月23日、参院選に向け憲法改正反対の「96条の会」が発足しました。
http://www.asahi.com/politics/update/0523/TKY201305230274.html
発起人は憲法学者や政治学者ら36人で、9条改正を唱える改憲論者も名を連ね、
護憲論者、改憲論者が主張の違いを超えて大同団結したのだそうです。
発起人の樋口氏らは会見で「この国の民主主義はかなり危険な曲がり角に来ている。
96条を守れるかどうかは権力を制限するという立憲主義にかかわる重大な問題だ」と
改憲を目指す安倍政権を糾弾した。(琉球新報より)
今週発売(5月28日発売・6月4日号)の・女性自身の46ページに、憲法なんて難しいという方にも、私たちの生活に密着している改正草案の落し穴がとーってもわかり易く書かれています。
96条改正の先に待っている「危険な未来」という事で伊藤先生がインタビューを受けています。
ぜひ目を通してくださいませ。
改憲は必要か否か・・
答えを求めて参加しました。
伊藤先生いわく
「改憲の必要性について自分の意見が述べられるようになることが必要」
答えがあるものばかりではない。社会は複雑なんですね。
ニュースや目の前の事象の背景を想像する力が必要だとおっしゃっていました。
「想像力の射程を拡げる訓練」だそうです。
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