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2013年6月7日金曜日
江戸川のウナギから基準超の放射性物質
ウナギから基準超セシウム 研究者通報、都県は調査せず
【朝日新聞デジタルより 2013.0607】
東京都
と
千葉県
の県境を流れる
江戸川
で釣り人が取ったウナギから国の基準を超す放射性
セシウム
が検出されたとする研究者の調査結果について、3月末ごろ把握した都と
千葉県
が、独自調査や情報の公表を先送りしていたことがわかった。両都県は「漁業でなく流通しないので調査しなかった」と説明している。
調査したのは近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)。
東京都
葛飾区
で
自営業
女性(47)が3月9日に釣ったウナギから、国の基準値(1キロあたり100
ベクレル
)を上回る147・5
ベクレル
の放射性
セシウム
が検出された。
ゲルマニウム
半導体
検出器で調べた。女性は、報道で
江戸川
下流に
セシウム
がたまっていると知り、山崎教授へ送ったという。
公的調査の裏付けや、他の魚種への影響を調べる必要性を考えた山崎教授は3月末、
水産庁
へ通報。同庁は都と
千葉県
へ知らせたが、両都県は16日までに調査をしていない。
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