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2011年12月3日土曜日

福島・郡山市「ずさんな除染に市民を巻き込まないで!」署名について

こちらの署名の投稿記事に関しまして、郡山の除染の実情を知りたい、といくつかのコメントをいただきましたので、実際に聞いた郡山のお母さんからの声のご紹介をこちらの投稿でお知らせさせていただきます。

~郡山のお母さんから聞いたお話~

まず市から町内会に除染をするように話がきます。
町内会で人が足りなければ学校のPTAに話が行きます。

小さなお子さんのいるお母さんが、
これからまだ赤ちゃんを産みたいお母さんが除染に行きたいでしょうか?

でもお父さんや家族の都合が悪ければ、お子さんを連れて除染に行くのだそうです。

行かなければ、協力的でないと後ろ指をさされます。
なのでお母さんはいくのだそうです。

除染された土は土嚢につめられ、それは通学路の脇の公園で、子どもが通っているときに
平然と土を掘り起こし、埋められ、土をかぶせられます。
そしてその公園は管理区域・・・とはならず子どもたちの遊び場に戻っていくのだそうです。

このお話をきいて、除染作業が子どもたちへも影響があることから「子どもたちを放射能から守りたい」という子ども全国ネットの主旨に当てはまっていると捉え、しかも、この署名を行っている団体が子ども全国ネットの賛同団体であるのでその取り組みを紹介していくという立場からも署名拡散をさせていただきました。

そしてこのお母さんたちをつなぐブログにおいては全国のお母さんの声を集め、拡散していくことを大きな役割と捉えていますので、郡山のお母さんの声を紹介させていただきました。

また別のブログですが
郡山のお母さんからの聞いた現状がつづられています。
ぜひ呼んでいただければと思います。

皆さまのご理解とご協力よろしくお願いいたします。





1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先日、「ずさんな除染」についてお尋ねした者です。丁寧な記事やコメントを上げてくださり感謝いたします。「放射物質の被害者が、被爆労働をせざるを得ない」という現状がよくわかりました。郡山、そして福島県にお住まいの皆さまの窮状を思うと、どうすれば、何を働きかければ良くなっていくのだろうと考え込んでしまいます。このような一人一人の思いを、否定や排除ではなく、共有しながらよい方向にもっていける場を作っていってほしいです。