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2014年5月14日水曜日

大切なキーワード「柳に枝おれなし」そう思って子どもに向き合おう。

小泉進次郎、乱入してきましたね。
「福島に何回も行ってるけれど、鼻血はでない、具合も悪くならない」って。

全員鼻血はでません。
自分が出てないからといって、出ている人をうそつき呼ばわりすることが問題なんだけれど。権力による言論封殺の問題。

汚染地域にいると、身体症状はでなくなってくるように見える。
感じられなくなってくる。
ということも、往々にしてあります。

「うちの子は元気」という子のほうがアブナイ。

柳に枝折れ無し、とはよく言ったもので、チョロチョロ、具合がおかしくなるほうが気にする。
食べもの気をつけるようになるし、無理はしないで休むようになる。
だけど、元気に見える、うちは関係ない、という被ばくの仕方の子どもが病気になったときは、重い。

スポーツもやりまくるでしょう
影響は深部にいたる。
これは、脅しでもなく、チェルノブイリの小児科の医師が言っていたこと。

 私たちもチェルノブイリの子どもたちをホームステイ形式でお預かりしていたので、一緒に暮らしていましたが、とにかく、わからない。どこが被ばくしてるの?
 全然わからない。だけど、鼻血を出したり、サッカーさせてみると日本の子と一緒に走れなかったり、かさぶたがいつまでもふさがらなかったり。
そして、キレやすかったり、暴力的だったりする。集中力がなく、ゲームを途中でグチャグチャにしちゃうとか。
すぐにゴロゴロするとか。
 食が細いことも、日本の食べ物があわないのかと、思っていたし
普通、それは放射能のせいだとは思わないですね。
 自分の体調がこのごろ疲れているのかな、ぐらいで。

でも、先日、チェルノブイリの精神科の医師にきいたら、暴力的になるとか落ち着かないとかそういうことも、子どもたちに起こっていたと。
 ああ、そうか。

子どもは、自分のこと、頭痛い、あるいはお腹痛いとしか表現できない。


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オレは鼻血でない!と威張っている人へ。

 鼻血が出て怖い思いをしている子どもの気持ちだけでもわかってあげてほしいな。
 大人の嘘はお見通し。だからどんなに怖いか。
 抱きしめて欲しいところに、「鼻をほじったんだろう」って怒鳴られたり、

レーザーで焼きにつれていかれたり。
 心が壊れないか?


(野呂美加さん)

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